■街金の審査方法とは？■


街金の審査方法はそれぞれの審査基準によって若干の違いはありますが、勤務形態や年収や勤続年数などの信用情報と、他社からの借り入れの状況などを審査基準に照らし合わせて審査をすることが普通です。

たいていの街金ではそれらのいわゆる属性をスコアリング（点数化）し、合計によって融資可能か、そして融資可能ならばどのくらいの融資限度額をつけることができるかを判断します。

属性をスコアリングすることによって素早い審査と融資を可能しています。

特に大手の街金では審査におけるスコアリングがシステム化しており、即日融資などの素早い審査ができるようになりました。

重視される属性は街金によって大きな違いはなく、どの街金でも最も重視するのが審査を受けた人が融資したお金を返済できるかどうかということです。

次に信用情報機関が管理している個人信用情報の借り入れ履歴などの過去の金融情報も重視されています。


■街金の無人契約機の仕組み■


入力する内容は有人店舗に備えられている申込書に記入することと変わりません。

また、運転免許証などの本人確認書類も読み込む必要がありますので用意しておくことが大切です。

契約機の画面の奥がカメラになっており、そのカメラを通してすべての行動が別の場所にいるオペレーターに筒抜けになっているのです。

それで、契約機の前で何か挙動不振な態度を取っていれば、オペレーターの方に怪しまれることになるでしょう。

また、必要事項を入力した後はほとんどの場合、このオペレーターの方の質問にマイクを通して答えなくてはなりません。

そして、その間に、入力した内容に問題がないかどうか、審査が行われているのです。

それで、無人契約機は実際に他の人を目の前にして話すことはありませんが、カメラを通してこちらの行動が丸見えになっているということ、また、マイクを使ってオペレーターの方と話す必要があるということ、さらに、有人店舗と同じような審査が行われているということを、覚えておく必要があるでしょう。

「無人」という言葉にひきつけられて、いざ行ってみると、契約機からオペレーターの声が聞こえてきて慌てることのないようにしたいですね。


■街金の審査に通りそうか、事前に確かめる方法はないの？■


街金に申し込みをすると、必ず、審査が必要になります。

これは、街金がいわゆる「信用貸付」を行っているからで、貸す側にしてみれば、返してもらえそうな人にはお金は貸せない、という理由からです。

街金は万一返済をしてもらえない場合は、担保も取っていませんから、差し押さえなどで焦げ付いた貸金を回収する手立てがありません。

そのため、利息を高めにし、更に、厳重に返済能力を確認したうえで貸し付けることで、貸し倒れを防いでいるのです。

そんな事情を考えると、審査の厳しさは仕方ないのかな、と思いもします。

しかし、借りる方にしてみたら、審査に通らない可能性があるのに、申し込みはしたくありませんよね。

特に、街金の審査は、一か所落ちるとドミノ倒しのように連鎖的に次々断られる、ということが言われているので、余計にきになります。

そんな時には、ネットの「審査シュミレーション」を利用しましょう。

あちこちのサイトで、審査に受かりそうか落ちそうか？の、審査シュミレーターを設置してくれています。

これらは無料で利用できますから、模擬試験感覚で利用してみると、概略は確認できると思います。

また、審査の時にどんな項目が必要になるかの予行演習としても良いと思います。

実際の審査では、これに在籍確認がはいってくることになりますが、申し込み時の記載事項は、大体網羅していますから、練習と考えると非常に好都合だと考えます。


■審査に落ちた実績は残るの？■


過去に街金の借入れ審査に落ちた経歴。

これはデータとして残るのでしょうか？その答えは、残念ながらイエスです。

街金各社は、信用情報機関と呼ばれる場所によって、過去の利用データや照会の経歴が共有されています。

なので、1度審査に落ちた場合、次に他社に申込みを行っても審査が通らない可能性が高いと思われます。

こういった履歴は、収入が安定していない感じを思わせるので心象が悪く、審査が通らない可能性が高くなってしまいます。

あと、短い期間で複数の消費者金融に申込みを行う場合も同じです。

街金で共有されている情報は、他社で申し込んだ履歴や過去の審査履歴も確認できます。

このような経歴は、借入れ申込みが頻繁に行われていて、悪い印象を与えます。

今後のことを考えると不利になる行為なので、これもやめましょう。


■家族への連絡と学生ローン■


学生でお金が足りなくなってしまった場合には、親御さんに仕送りを頼むということが一般的です。

しかし、何らかの原因でそれができないということもあります。

そのような時の対応方法としましては、街金の理由があります。

その街金ですが、中には学生は対応の範囲外としていることもあります。

範囲外としている場合には、借入れすることができませんので、非常に困った状況になってしまうというわけです。

そこで考えていくものとしますと、イー・キャンパスなどの学生専用のローンです。

学生ローンというものがありまして、そちらでしたら学生を理由に融資を断られるということはありません。

その学生ローンですが、家族への連絡というものを気にされて利用できない方もいます。

親に知られたくないからこそ学生ローンを利用していくものです。

そのような事から親にばれてしまいましては、学生ローンを利用していくメリットというものはないと思ってもよろしいでしょう。

ですので、学生ローンもその点はしっかりと理解をしてくれているのです。

学生ローンですが、具体的には家族への連絡は通常の状況では一切行いません。

審査などの結果を伝えるようなこともありません。

借入金額の連絡なども行いません。

ただし、連絡が行く可能性がある場合もないわけではありません。

普通に利用していればいいのですが、返済ができなくなってしまうことがあるかもしれません。

そういった時に親御さんのほうへ連絡がいってしまうことがあるのです。

その点は気をつけて対応をされるべきでしょう。


■自営業者が街金からキャッシングするときの注意点■


自営だともちろん収入が安定している方もいますが、なかなか軌道に乗らず、軌道に乗せるための資金が必要となる場合も多いでしょう。

仕事を増やし、収入を増やすために営業するとしても、そのためのお金がかかりますし、営業により仕事が増えたとしても、個人経営だとこなせる仕事の量に限りもあるため、その辺りの見極めも難しいところです。

もし仕事量を増やし、従業員を雇えば、従業員へ定期的に給料を支払わなければならないため、収入が減った時のリスクも高くなってしまいます。

その為、その時々、必要に応じてキャッシングできると安心です。

しかし、個人経営だとどうしても信用度が低いため、通常のサラリーマンよりもキャッシングの審査に通過しづらい傾向にあります。

事業を始めて間もなかったり、年齢が若すぎたり、過去の収入が不安定だとなおさらです。

この場合、資金使途として、事業に必要なお金とすると審査に通りづらい場合があります。

自営業の収入での資金繰りに悩んでいると考えられるため、今後の返済にも懸念があると思われてしまうからです。

資金使途として、旅行やプライベートなことで必要なお金とした場合、必要なお金は収入で賄えているということがわかるので、審査に通りやすくなります。

また、自営を始めてから５年以上経過していて、収入も安定している場合は、それほ心配しなくても審査に通ることが多いので、キャッシングしたい場合は、ある程度の実績（年数）を積んでからだとより確実かもしれません。

他の手段として、申込み時の限度額を小さくするという手もあります。


■専業主婦が街金から借りにくくなった？■


街金を規制する法律である、貸金業法が改正されたことで、無職の人がハローハッピーなどの街金を利用しにくくなっていることをご存知ですか？失業中の人や、住所が定まらない人はもちろん、専業主婦も、その対象になっています。

これまで比較的にユルイと言われた審査も厳しくなり、パートなどでも仕事があればＯＫなのに、専業主婦はまず、アウトという状況が、たくさん起こっています。

これは、貸金業法が改正されたことで新たに導入された、「総量規制」というシステムによるもの。

これまでは、借り入れの金額に上限がなかったものが、「年収の１/3を超える貸し付けを行ってはいけない」という決まりができたからです。

つまり、無職や、派遣社員、内職収入のみなどの収入が不安定な人は、街金の審査を通りにくいということになり、専業主婦の場合は、ご本人だけの申し込みの場合は無職扱いとして、借り入れを受けることができないケースが増えているのです。

では、専業主婦だと、まったく借り入れることができないのか？というと、そういうわけではなくて、「夫婦の収入の合算」でその1/3の範囲内なら、ＯＫ」という決まりも作られています。

ただし、この場合は、もちろん、ご主人が審査を受けなくてはなりませんし、ご主人がすでに限度額いっぱいまで借り入れをしていた場合は、借り入れはできないということになります。

法律の改正で、専業主婦にとっては厳しい側面ができた、ということかもしれません。


■相続放棄すれば消費者金融の借金を背負う必要はなくなります■


相続財産というのはプラスの財産だけではなく、借金などのマイナスのものも含まれます。

そのため消費者金融から借金をしていた親が死んだ場合、親の財産を相続した子供は当然消費者金融からの借金も相続し、親に代わって返済する必要があるのです。

でももちろん親の借金を背負わないようにすることもできます。

その方法が相続放棄です。

相続放棄とは、親の財産をプラスのものもマイナスのものも全て相続することを諦めることを指します。

相続放棄すると相続財産の管理人がその財産を処理することになり、プラス財産からマイナス財産を清算してくれるのです。

そしてマイナス財産が多い場合でも子供が支払う必要がありません。

ただ相続を知ってから3か月以内に家庭裁判所に相続放棄を申し立てしなければいけませんし、また相続放棄する前に親の財産を使っていたりしたら、相続放棄が認められません。

また不動産などの財産を残して親が死亡した場合、不動産を処分すれば十分消費者金融からの借金ぐらい支払うことができるでしょうから、相続放棄すると逆に損することになることもあります。

相続放棄をする前にどれくらい親の財産があるのかしっかりと調べておきましょう。


■ソーシャルレンディングについて■


ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい人とお金を貸したい人をネット上で結びつける融資仲介サービスのことを言います。

日本ではSBIソーシャルレンディングやmaneoなどのサービスがあり、お金を貸す側は、賃金業の登録が必要であり、知らない人同士の融資仲介形式の場合は、金融商品取引業としての登録が必要になります。

お金に余裕がある場合や、使う予定のない場合などは、お金を借りたいという人に対してお金を貸してあげることで、金利を得られて、資金を有効に活用できるので良いです。

メリットも多く、まず、少ない資金でお金を貸すことが出来るので、誰もが始めやすいです。

SBIなどは、1万円から貸金業を営むことが出来ます。

また、金利もかなり良く、特にmaneoは5％以上の金利のため、個人向け国債や銀行の定期預金と比べてもかなり高いです。

もちろんデメリットもあり、お金を貸しても返ってこない可能性もあります。

原則、保証人や担保はありませんし、サービス業者は返済の催促はしますが、お金の保障は一切してくれません。

また、貸し手はローン成立後に手数料をサービス業者に対して払わねばなりません。

また、貸し出し期間中に、手元のお金がないので一括で全て返して欲しいと思っても、解約をすることは不可能で、あくまで月々の返済額しか戻ってきません。

お金に余裕がない時は注意が必要です。


■学生がサラ金会社からお金を借りるには■


まず学生がサラ金会社からお金を借り入れすることはできます。
しかし、18歳以上の学生に限定されるので、自動的に大学生か専門学生ということになります。
そして、借り入れをするにあたって、一定の収入がないと返済することすらできないので、バイトをしていることが前提になります。
ここまでが最低条件になり、あとはサラ金会社各社によって基準が変わります。
バイトで一定の収入がないといけませんが、その一定の収入が各社によって違います。
一定の収入というのが、10万円以上だったり、15万円以上だったりとしますが、この情報は開示されていません。
ですが、総量規制から考えてみても、年収の3分の1が最低借り入れ金額を上回っていれば、法律的にはなんら問題はありません。
総量規制と言うのは、サラ金会社からは年収の3分の1以上借り入れすることはできません、という法律です。
この規制は、一社に対してではなく、全てのキャッシングが対象になるので、年収が100万円であれば年収の3分の1は33万円になります。
33万円が総量になりますので、1社から10万円借り入れすれば、他社で借り入れできるのは、最高でも23万円までとなります。


■隠れ金利とは■


みなし利息というのは、あらかじめサラ金と利用者の間で決められた返済方法なら、貸出金利は出資法の上限金利である29.2％まで認められるという「みなし弁済」の際に適用される利息のことです。
みなし弁済が廃止されたことで、みなし利息も廃止され、手数料がとられることになりました。
実は、このコンビニATMの手数料というのは、結構負担が大きく、「隠れ金利」とさえ呼ばれています。
一般的に、コンビニATMの手数料はキャッシングにおける借入時も返済時も、1万円以下の利用の場合が108円、1万円を超える利用の場合は216円が掛かることになっています。
仮に、コンビニATMを利用して1ヵ月に2万円を2回、計4万円を借り、そして、4万円を一括返済した場合は、210円が3回で630円の手数料が掛かります。
この金額は、1日当り21円の利息を支払っているのと同じことになり（30日間で返済した場合）、年利換算にすると、10万円の利用で金利が0.25％も上がったことになります。
ちなみに、レイクとセブン銀行の間ではATM手数料が無料になっていますが、これは利用者が支払う手数料をレイクが肩代わりするという契約が交わされているために、みなし利息には当らないためです。


■キャッシングの隠れ金利とは■


サラ金を使用する際に必ず支払うことになる金利ですが、実は利用した時に発生する金利の利息以外に、隠れ金利と呼ばれるものの存在があります。
これはＡＴＭを利用した際に発生するものなのですが、提携ＡＴＭを利用した際に必要となるＡＴＭ手数料、これが隠れ金利と呼ばれるものになります。
実はサラ金会社や銀行とＡＴＭ事業者の間に取り決めがなされているため、ＡＴＭを利用すれば必ず手数料が発生してきます。この手数料の金額が実は非常に高く、1万円までの利用なら108円、1万円以上の利用なら216円の手数料が発生します。しかも返済で利用した際にも手数料が発生してしまうため、月に何度も利用する人は利用する度に手数料を支払っていることになります。多用してしまうと通常の金利よりも高い手数料の支払いとなる場合も考えられますから、このＡＴＭ手数料はとても厄介なものだと言えます。
サラ金会社や銀行の専用ＡＴＭの場合は、ＡＴＭ事業者が設置していないため手数料の発生はありません。ですからサラ金を利用する際には、自分の持っているカードの会社専用のＡＴＭを利用するよう注意しましょう。


■リボリビング払いのメリットとデメリット■


リボリビング払いはキャッシングやクレジットカードを利用したときの数種類ある返済方法のひとつでありますが、一般的にはリボ払いと言われることが多いようです。毎月、決められた金額か、自分で決めた金額を返済することによって返済残高を減らしていく方式です。
リボ払いのメリットとしては、毎月返済する金額が一定であるので、返済計画が立てやすいことや、金額的に返済の負担が増えることがないなどがあげられます。
逆にデメリットとしては、借り入れの金額が少ないうちはいいのですが、金額が多くなっても、返済金額は一定のままでありますので、返済金額に占める元本充当額が少なくなってしまい、元本がなかなか減らず、それによって返済期間が長期に渡ってしまうことがあります。元本がなかなか減っていかないということは利息をたくさん支払うことになるので、リボ払いを続けていると、なかなかこの事実に気がつきにくくなってしまっていることがあります。